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XVL 3次元ものづくり支援セミナー2010 パートナー講演
会社概要
株式会社日立ソリューションズは、2010年10月に日立ソフトウェアエンジニアリングと日立システムアンドサービスが合併してスタートした。日立ソフトウェアエンジニアリングは1970年に設立以来、40年の歴史がある。
東京を中心に、中部、関西、九州、北海道や海外にもいくつか拠点があり、主に営業、金融、社会、工業、産業、プロダクトソリューションの事業に別れて展開している。
設計・製造拠点の海外シフトの進展とその課題
今日の製造業では、製造拠点や設計拠点の海外シフトが急速に進みつつある。現地では、鮮度のよい情報を遅延なくやり取りし、情報共有を行うことが重要だ。日本でのPDMの導入により、海外拠点にもPDMが展開されているが、国際専用線の増設を行ってもデータ容量が多すぎ、対応が難しい状況となっている。膨大なランニングコストや回線の品質が安定しないなど、通信インフラが大きな課題となっている。
こうした問題を解決するため、日立ソフトは、製造業のお客様向けのサービスとして、「デジ活」というブランドを立ち上げた。
「デジ活 ワイド」で実現する高速で安定した通信
デジ活 ワイドは、インターネット回線を利用したデータ転送サービスだ。ソフトウェアで通信の多重化を行うことで、通信の高速化を実現するサービスで、回線品質が安定しない地域も効果を発揮する。そのため、大容量データの転送にも活用が可能だ。HTTPSでの通信のため、Javaが動く環境とブラウザのみで使用できる点がポイントとなる。9月にベータサイトをオープンし、10月にサービス開始を予定している。

デジ活ワイドは、データ転送などの業務をもっとスリム化し、透過的に利用できるように、開発環境の提供を視野に入れている点がほかのデータ転送サービスとは異なる。これは、コアエンジン部分をほかのアプリケーションから利用できるような仕組みが提供できるようになることで、モバイルユーザ向けの機能やCADデータ転送のためのPDMのプラグインとしても活用できるようになる。
軽量XVLファイルの活用とデジ活ガード
海外拠点との通信の際、3Dデータをやり取りするには、CADデータを1/100程度に軽量化できるXVLは、大きな力を発揮する。巨大なCADデータは、数回のやり取りのみで、途中経過については軽量なXVLファイルを活用するという方法が有効だ。たとえば、設計変更部分の確認、見積もり依頼、設計部門では、参照データとしてCADに取り込む方法も考えられる。
ほかの3Dビューワのフォーマットもあるが、XVLは、高度な公開鍵暗号化の仕組みがあることが差別化になる、しかし、構築や運用に費用がかかり、簡単には使えない。超軽量で高性能なXVLを安全に、しかも簡単に 利用することが、海外とのコミュニケーションに大変有効だと考える。そのためのソリューションが「デジ活 ガード」だ。
デジ活ガードは、XVLの高度なセキュリティを月額費用で利用できるサービスだ。サーバの構築などの手間やコストを必要とせず、手軽に利用できる。XVLデータの暗号化は、自社の端末で行われ、セキュリティのかかったXVLを開く際に、インターネット上に構築してある 日立ソフトの「デジ活ガードサーバ」への通信が発生し、認証を行う。配布後のデータを閲覧できないように制御することも可能であり、設計途中のXVLデータの参照期限を決めることもできる。常に最新版のXVLだけを、安全に、かつ簡単に公開することができる仕組みだ。

こうして安全にXVLを配布できるようになると、海外拠点を含むさまざまな部署、部門での3Dデータ活用が行われるようになる。デジ活 ワイドとデジ活 ガード、そして軽量性と安全性を両立した日本のフォーマットであるXVLを活用することで、海外拠点を含めたものづくりを強力に支援していきたいと考えている。

