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XVL 3次元ものづくり支援セミナー2010 パートナー講演

東京・名古屋会場

パーツカタログ、各種マニュアル制作業務におけるXVLの徹底活用

株式会社日立ハイテクソリューションズ パッケージビジネス本部
産業ソリューション部 吉田 誠 様

株式会社日立ハイテクソリューションズ パッケージビジネス本部
産業ソリューション部 長谷川 紀子 様

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3Dデータの活用法について

近年、3次元CADを導入する企業が40%を超えている。今後は3D CADデータを有効活用することが業務革新のポイントとなり、製造業のあらゆる業務の品質、効率の劇的な向上を実現する。

現状では、図面や品質管理書など、難解な紙ベースの手作業がまだまだある。その為、ドキュメント作成の手作業が多く、多大な工数と経費がかかっている。また、利用者はイラストが見にくい、分かりにくいといった理由で誤認識が発生するという問題もある。これらの問題の根源は手作業と従来からの慣習作業から成り、改善の余地がある。

劇的な改善を生み出すには、3次元データの部門間有効活用が必要だと、日立ハイテクは考える。3次元データは分かりやすく、情報量も豊富な為、試作が不要となり、品質と効率の向上が期待できる。しかし、設計の3次元CADデータはデータが重く、下流ではなかなか生かすことができない。ここに「見えざる壁」が存在する。日立ハイテクでは、解決策として、3次元データを下流工程でも生かすことができるXVLを活用したソリューションを提案する。本セミナーでは日立ハイテクのXVL活用の独自ソリューションをご紹介する。

XVL活用独自ソリューションについて

本ソリューションは、日立ハイテクが自社工場で利用しているパーツリストをもとに、そこで得た製造業の業務ノウハウとXVL本体の開発経験と専門知識を生かしてパッケージ化(業務テンプレート化)したものである。

1.パーツリスト作成システム

XVL PartsList Masterはパーツカタログ作成システムとして、パーツ管理運用者から、生産技術・調達部門まで業務品質向上が期待できる。サービス部品表の作成や名称の多言語対応、また、2Dのイラストと部品表の既存データがあれば簡単に本システムに移行できる。部品を選択すると、3D、2D、部品表がハイライト連動するので、検索も簡単だ。受発注システムとの連携を行えば、イラストを見ながら、簡単に発注をすることもでき、誤発注を減らすこともできる。

2.電子作業手順書作成システム

XVL Assembly-Work Managerは、見やすい形式の電子作業手順書を自動で作成するシステムとして、現場改善・ノウハウ蓄積を目指す生産管理部門での生産性大幅向上が期待できる。従来はイラストと説明、部品表から成るもので、新人や経験の浅い担当者には分かりづらい部分があった。本ソリューションでは3Dアニメや写真、動画などを用いて、見やすい形式の電子手順書を作成する。

3.テクニカルイラスト作成自動化ツール

XVL PDM Connectorは、テクニカルドキュメントを自動で作成するシステムとして、ドキュメント作成部門での大幅費用削減が期待できる。本ツールは、XVLと実業務用の構成リスト(S-BOM)を取り込むことで、部品番号から自動でマッチングを行い、不要な部品を削除したXVLデータを作成する。

不要な部品を削除したXVLデータはXVL Studio シリーズの、イラスト作成オプションにより、分解図を自動で作成することができる。テクニカルイラストの自動化が可能になり、従来の手作業に比べて大幅な工数削減が期待される。

4. 2次元画像から3次元画像の再構成ソリューション

断層写真(例えば、電子顕微鏡画像)を用いて、3DのXVLに再構成することができる。3Dにすることにより、不具合箇所の検出が可能になる。また、任意の場所で切断面を設定し、隙確認、干渉チェック等が行える。
部品単体の詳細構造も確認が可能で、切断面の計測等もできる。

導入事例

導入実績としては重機・建設機械、特装車両、自動車、農業機械、医療機器、産業機械等各種業界の企業に導入いただいている。カタログ作成の活用事例として、農機具メーカーのやまびこ様には、補修部品の売上げ向上とサービスの向上を目指し、導入いただいている。イラスト作成業務の効率化としては、日立ハイテクの独自ソリューションを活用したお客様が、テクニカルイラストを手書きから自動作成へ切り替えたことで、工数は1/3に削減された。

まとめ

以上のように、3Dデータを有効活用できずに、「見えざる壁」により、膨大な工数の手作業を行っている企業には改善の余地がまだ残されている。日立ハイテクでは、3次元データの部門間有効活用を推進することで、業務効率化と改善にご協力させていただきたく考えている。