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プレスリリース

ラティス、日立ソフトが資本参加

2007年6月22日

2007年6月22日、ラティス・テクノロジー株式会社 (以下ラティス)は、日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社(以下日立ソフト)と資本提携を結んだことを発表します。日立ソフトが取得するラティスの株式は800株、出資比率9.85%となり、同社はトヨタ自動車株式会社に次ぐ第2位の株主になります。
*日立ソフトウェアエンジニアリングは2010年10月日立システムアンドサービスと合併して 日立ソリューションズとなりました。

ラティスの軽量3DデータXVLは、トヨタ自動車株式会社、ソニー株式会社、株式会社ニコンをはじめとする世界中の自動車産業、航空機産業、電機産業等多くの製造業に広く普及しており、その3D技術は世界最高水準の軽量性、省メモリ性、表示速度が国内外で高い評価を得ています。XVLの急速な普及に伴い、その大手ユーザーに対して、セキュリティ基盤を提供することが急務となったため、ラティスと日立ソフトは3Dデータのセキュリティ管理に関し、協業を開始していました。今回の資本提携は、両社の提携関係をより強固にし、3Dデータのセキュリティ事業を強化することを目的としています。協業の成果となる3Dデータの漏えいを防止する製品として、ラティスから3Dデータ編集ツール「XVL Studio Ver. 7.0」が、日立ソフトからは、新製品「XVLstaff(エックスブイエルスタッフ)」が2007年7月より発売を開始します。

現在、XVLをはじめとする3Dデータの活用範囲が設計工程から、デザインレビューや生産管理、ロジスティックスなどといった後工程まで広がりつつあり、その機密管理が必須なものとなっています。そこで両社では、外部公開する3Dデータに対するアクセス権の付与、配布した3Dデータに対する操作履歴のトレースによる不正運用の検出、配布後の3Dデータに対する参照の強制停止などといった制御を実現することにより、3Dデータのセキュリティを管理する製品を提供していきます。

ラティスでは、今回の日立ソフトとの連携を軸に、大手ユーザーへのセキュリティ提案を積極的に進める計画です。


用語説明

・XVL はラティス・テクノロジー株式会社の登録商標または商標です。
・その他記載されている会社名および製品名は、各社の登録商標または商標です。

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当プレスリリース関するラティス・テクノロジーへのお問い合わせは下記にお願いいたします。
営業統括本部 マーケティンググループ 担当:福原 / TEL:03-3830-0333

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