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ラティス、3D から定型帳票を全自動作成するソフトを新発売

2010年3月3日

2010年 3月 3日、ラティス・テクノロジー株式会社 (以下ラティス)は 、3月 26日 から 3D 帳票作成を自動化するソフトウェア 「Lattice3D Reporter Publisher」 (以下、新製品)を発売し、3D 帳票作成ソリューション 「Lattice3D Reporter シリーズ」 を拡充します。これにより、製造業のあらゆる場面で活用されている帳票類の作成業務を大幅に効率化します。

新製品と導入効果

新製品は、全自動で定型帳票作成を行う製品です。部品表、パーツカタログ、作業工程表、加工指示書といった定型帳票のテンプレートを登録し、対象となる XVL ファイルを指定するだけで、テンプレートに沿った帳票をバッチ処理で自動作成します。これにより、夜間や休日などに帳票の自動作成が行えるため、帳票作成作業にかかるコストと時間の大幅な節減を実現します。

これまで、製造業で利用される部品表やパーツカタログ、作業工程表などの帳票類は、CAD データの画面ショットを切り貼りするなどして作成され、多大な工数と時間がかかっていました。さらに、設計変更に追従できない、帳票作成のために 3D CAD の操作が必要であるなどの課題がありましたが、新製品を導入し、帳票作成の自動化が実現されれば、こうした課題を解決できます。

Lattice3D Reporter シリーズのラインナップとその特徴

2007年 4月に発売した 「 Lattice3D Reporter 」 (税別定価:¥198,000 / ノードロックライセンス)では、Excel 上に軽量な XVL データを埋め込み、各情報を手動で配置することで、部品情報や工程、画像などの情報がリンクした 3D 帳票の作成が可能になりました。

また、2009年 12月には、フォーマットが決まっている帳票作成の効率化を目的とした 「 Lattice3D Reporter テンプレートオプション」 (税別定価:¥500,000 / ノードロックライセンス)を発売しました。Excel を起動し、テンプレートと XVL ファイルを選択することで定型帳票作成を実現しました。

今回の新製品を使ってシステムを構築することで、上記の製品群では必要だった Excel の起動や対象のファイルの選択などの手作業を必要とせず、全自動で定型帳票作成が行えるようになりました。

ラティスは、3D から帳票を自動作成するソリューション 「 Lattice3D Reporter シリーズ」 の拡充により、帳票作成の手間とコストを劇的に削減することで、製造業の業務効率の改善を通じ、納期短縮、コスト削減、製品品質の向上に貢献していく考えです。


価格情報(税別)

Lattice3D Reporter Publisher ライセンス ¥2,000,000 / 年間保守 ¥400,000

※ 本製品のライセンスで、Lattice3D Reporter、Lattice3D Reporter テンプレートオプション、 帳票バッチ自動生成用のコマンドラインアプリケーション(すべてノードロック 1 ライセンス)が動作します。

用語説明

・XVL はラティス・テクノロジー株式会社の登録商標または商標です。
・その他記載されている会社名および製品名は、各社の登録商標または商標です。

お問い合わせ先

当プレスリリース関するラティス・テクノロジーへのお問い合わせは下記にお願いいたします。
営業統括本部 マーケティンググループ 担当:福原 / TEL:03-3830-0333

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