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内閣府 SIP | 試作中の 3D ドライヤーの 三次元設計モデルを XVL で公開しました。

2016年4月28日

内閣府 SIP (戦略的イノベーション創造プログラム)/革新的設計生産技術、革新的デライトデザインプラットフォーム技術の研究開発

『SIP』 とは、内閣府の科学技術政策の一環として創設された、旧来の枠組みを超えて取り組まれる研究開発プロジェクトです。本プロジェクトの研究開発テーマの1つとして、東京大学を主体に実施する 『革新的デライトデザインプラットフォーム技術の研究開発』 にラティス・テクノロジーも参加しています。今回、本プロジェクトの一環として開発中のプラットフォームを適用する具体例として試作した、ヘアドライヤーの 3D 設計モデルの XVL データが公開されました。

【研究の主旨】

日本のものづくりは、「きちんと作る」 「安く早く作る」 といった あたりまえ品質性能品質 がこれまで重視されてきました。しかし、グローバル化が進む中、低価格の海外製品には対抗できなくなっています。これからのものづくりを考える時、心地よい製品、ワクワクする製品というような、感性的、感動的な製品の実現が鍵となります。つまり、魅力品質 が求められるようになっているのです。言いかえれば、買いたくなる製品を開発する力をつけることが競争力を高めるうえで必要であり、高付加価値化された新たな日本のものづくりのスタイルを確立することが急務です。

本プロジェクトで提案する 「デライトデザインプラットフォーム」(DDP) とは、魅力品質を作りこむための設計環境です。魅力品質を構想設計に取り込み、詳細設計まで一気通貫で行うことを目指す DDP は 世界初の取り組み です。また、国産の設計システムの上に開発することによって、魅力品質による新しい価値創造のものづくりを広く普及させることを目指します。
(引用元:http://www.delight.t.u-tokyo.ac.jp/)

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