講演レポート｜製造業DX×3Dセミナー2025｜株式会社SUBARU

本講演では、「自動車のデジタル開発における3D図化の業務基盤検証」と題し、株式会社SUBARU エンジニアリング情報管理部の松澤様よりご紹介いただいた内容をレポートする。松澤氏は、20年以上にわたりボディ設計、特に板金部品の設計業務に従事されており、2021年頃からは社内における3D図の改革にも取り組まれている。最近では新型フォレスターにおいて、ご自身が3D図にて作図を行うなど、実務調整含め実車両開発で適用を開始した。こうした社内で作図している実践を踏まえ、現在はサプライヤーを含めた図面作成業務全体の変革にも着手しており、図面全体の6割以上を占めるサプライヤー由来の図面に対しても、3Dを活用した業務効率化を検討し将来に向けた活動を推進している。現在は「設計業務そのものを変革する部門」として、エンジニアリング情報管理部に所属し、全社的なDX推進の一翼を担っている。

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