イベントレポート

XVL 3次元ものづくり支援セミナー2013 講演レポート

セミナーでの講演をレポートで公開します

事例紹介

パートナー講演1

技術伝承を実現する真のテクノロジーとは

株式会社日立ソリューションズ

竹内 克則 様
営業統括本部 クロスマーケット営業本部
戦略営業部 主任

会社紹介

株式会社日立ソリューションズは2010年に日立ソフトソフトウェアエンジニアリング株式会社と株式会社日立システムアンドサービスが合併し関連会社を含め13,000 名を超えるIT ソリューションベンダーである。

株式会社日立ソリューションズは2010年10月に日立ソフトソフトウェアエンジニアリング株式会社と株式会社日立システムアンドサービスが合併し設立された日立グループのシステムインテグレータである。同社の特徴として、IT資格(情報処理技術者試験・ベンダー・NPO資格)を所有する社員が多く、高度なIT技術を用いたソリューション提案(CAD、CAE、HPC等の多岐多様に渡るシステム開発業務)が強みである。最近では、欧米のみならずアジアに積極的にERP等の導入やポータル構築、業務系システム開発にも幅広く対応している。
※HPC = ハイパフォーマンスコンピューティング

製造業に於けるXVLの利用拡大

製造業の3Dデータ活用は「CADデータを活用する第一世代」XVLを利用し第二世代となることで、飛躍的に多くの方が活用できるようにった。しかし、今後はタブレット端末の登場と比例し急速にその活用範囲を広がることは揺るぎない事実である。日立ソリューションズではタブレットの登場により従来の業務手法が大きく変化すると感じている。

ユーザビリティ

3Dデータの活用は何度も市場へ訴えかけてきたが、その度にスペックの高いPCや高度な操作方法を要求される事が多く、検討するにしてもトライアル段階で終わる事もしばしばであった。データのしっかりした管理こそ、遠回りに見えて一番 近道で3Dデータ活用につながると考えている。

製品概要

1. ラビニティ One
ラビニティ Oneは電子文書管理を支援する製品である。リッチクライアント技術を用いた高い操作性、文書作成を支援するワークスペース機能が特長であり電子文書の一元管理と管理コストの削減を可能とする。iPad、iPhone、Androidに対応した事で、登録した商品カタログや説明資料などの最新情報を素早く検索して表示が出来る。iPad、iPhone、Androidならではの直感的な操作によって、PC操作が不慣れなユーザも紙の資料を読むような感覚で自由に資料が参照となる。

2. デジ活ガード
ラビニティOne と連携し有効なXVLデータを保護し、利用者を特定する事により安心してXVLデータを広範囲で活用出来るSaaS型3Dデータセキュリティサービスであり、配布後にファイルを失効する事も可能である。

まとめ

昨今のグローバル展開は急速な広がりを見せつつあり、それに伴い3Dデータのグローバル展開の必要性は最早誰もが需要であると認識している。しかし、蓋を開けてみると3Dデータの安全性は十分なものとは言えず不安が残るまま運用されている感は否めない。新しい技術が次々と出てくる中、本当に使える技術を組み合わせてXVLユーザが本当に求めている提案を継続していきたい。

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